PRODUCT SOLUTION

アルティメットラダーバルブ

世界で最もプロペラに近いラダーバルブ

ラダーバルブによる効率改善の要因は、主に以下の3 つです。
① ハブ渦の発生を抑制させる。
② 伴流の均一化と共に、伴流利得を得る。
③ プロペラと舵の干渉影響を改善する。


プロペラに近い位置にラダーバルブがある方が効果が高いため、アルティメットラダーバルブはキャップに丸みを持たせることで、プロペラに最も近い位置へのバルブ配置を実現しています。

エネルギーロス回収、 6%の効率改善効果

通常舵ではエネルギーロスとなる強いハブ渦がキャップ後端から舵の左舷側に向けて発生し、強いハブ渦が舵にあたることで舵本体に負圧が減少し、舵抵抗の増加にも繋がります。
Ultimate Rudder Bulb はバルブヘッドが渦を回収することにより舵前縁の負圧が増加して舵抵抗が減少します。
208BC の模型船を用いたアルティメットラダーバルブの自航試験結果では、5 ~ 6%以上の効率向上が確認でき、舵角変更試験においてもラダーバルブ無しの状態と比べて揚抗比は同程度でした。

納入実績

今日まで複数の船舶にアルティメットラダーバルブを採用いただき、就航船として実際の海に出ています。
低速船・高速船問わず、さらに固定ピッチプロペラだけでなく、可変ピッチプロペラにも採用されています。